試合速報

予想フォーメーションは４－４－２。前節からのスタメン変更はなし。ベンチには７試合ぶりの出場を狙う豊田が復帰。開幕から１２試合中１０試合で先発を務めた豊田の存在はチームにどのような影響を与えるか

仙台戦で４失点を喫し、次の山形戦から中盤の形を変更。藤村を真ん中に置いた並びはこの試合も継続する見込みだ。そして、今季は５月８日の山口戦でホーム初勝利を挙げたものの、ホーム通算で１勝３分け４敗という成績。最下位の岩手との対戦で、ホームのサポーターに今季２度目の笑顔を届けたい

予想フォーメーションは３－４－２－１。前節からのスタメン変更は９人。松山、脇本、牟田、田平、加々美、小松、南、色摩、モレラトが外れ、阿部、深川、甲斐、小野田、宮市、石井、中村太、中野、増田が入る。今日も先発を大幅に入れ替えて臨む。２試合ぶりの先発となった中村太は自慢の左足で得点を演出できるか

ベンチに控えるブレンネルに注目したい。昨季Ｊ２昇格の立役者となった背番号１１は、得点を奪えずにもどかしい時間が続いていたものの、前節の終了間際に豪快に右足を振り抜いて今季初得点を挙げた。２試合連続で「切り札」としてベンチからのスタートとなったが、今日こそ勝利をもたらすゴールを決めたい

ここ１０試合で１勝９敗と「Ｊ２の洗礼」を浴びる形となっており、最下位と苦しんでいる。だが、今季挙げた勝利はいずれもアウェイでの一戦。３試合ぶりの勝利を石川西部で挙げたい

立ち上がりは前線から激しくプレッシャーを掛けている

中盤でうまくボールを動かし、右サイドの敵陣中央からクロスが入る。これはＤＦにクリアされて右ＣＫを獲得

右ＣＫのキッカーは嶋田。左足でニアに蹴り込み、味方がうまく頭でそらす。しかし、これは相手に防がれてしまう

右サイドのハーフウェーライン付近から一気にディフェンスラインの裏にロングボールを蹴り込む。味方が走り込むも、ＤＦに先に追い付かれてしまう

弓削が左サイドの敵陣中央から縦にスルーパスを出す。しかし、中村太は前に行こうともＤＦに進路を防がれており、そのままボールは流れてしまう

パスを受けた嶋田は巧みな切り返しでＤＦを剥がし、敵陣中央の右から左足でふわりとした浮き球を送る。しかし、ボールが上がり切らず、手前でＤＦにカットされてしまう

センターサークル付近でボールを受けた藤村が２タッチ目でＤＦを抜き去り、前にボールを運ぶ。そのまま縦にスルーパスを送るも、勢いが強くなってしまい、そのまま流れてしまう

ボールを受けた藤村に対して後方から韓勇太が敵陣中央でスライディングタックルを仕掛けて倒してしまう。これはファウルの判定となり、主審から注意を受ける

スローインのボールを受けようとした韓勇太が後方から松田のファウルを受け、左サイドの敵陣中央でＦＫを得る

キッカーは注目の中村太。左足で正確なクロスを蹴り込むと、うまくＤＦを置き去りにした味方がシュートを放つ。しかし、枠を外れてしまう

ディフェンスラインの裏にロングボールが出る。林が走り込んで受けると、左サイドの敵陣深くからパスを出す。後方から一気に駆け上がってきた嶋田がトラップでペナルティエリア内の深い位置に持ち込む。しかし、ややボールが足から離れたこともあり、ＤＦに体を入れられてそのままゴールラインを割ってしまう

ここまでペースをつかんでいるのはホームの金沢。相手の前からのチェックも冷静にかわせており、機を見たロングボールで好機を作り出すことにも成功している

中村太が左サイドの敵陣中央から縦パスを出し、受けた中野が縦に持ち込んで左サイドのゴールライン際から左足で折り返す。しかし、ゴール前でＤＦにクリアされてしまう

カウンターは相手に阻止されたものの、冷静に後方にボールを流す。ボール保持を続けて攻撃を再開している

ペナルティエリア手前の右から杉浦恭が体勢を崩しながら横パスを送ると、松田も横に流す。これを受けた小野原がペナルティエリア手前の中央から右足を振り抜くも、惜しくも相手に触れられて枠をとらえられない

空中戦の競り合いの中で、長峰がＤＦを倒してしまう。主審の強い笛が鳴るも、警告はなく、長峰には注意が与えられる

林がＤＦのプレッシャーを受けながらも巧みにヒールでボールを出すと、受けた嶋田はタメを作ってから左足のアウトサイドで林へのリターンパスを出す。しかし、やや精度を欠き、ボールはＤＦに渡ってしまう

セカンドボールをことごとく拾って波状攻撃を仕掛ける。しかし、ゴール前に入れたボールは岩手の堅固なディフェンスを打ち破れず、シュートすら放てずに攻撃終了

林が強じんなフィジカルを生かして前線でボールをキープ。鋭い反転でＤＦを剥がして後方に落とし、嶋田が左足で左方向に展開。受けた小野原がペナルティエリア手前の中央から強烈なミドルシュートを放つも、ＧＫのセーブに阻まれてしまう

松本輔にイエローカード

相手のＣＫの場面。クロスを入れられると、ゴール前に飛び込んだ松本輔と阿部が接触。阿部はしばし顔面を押さえていたものの、少し時間を置いてから立ち上がってプレー再開

目前のＤＦがクリアしたボールが平松の顔面に当たる。平松はピッチに倒れ込んでいたものの、脳振とうはないようで、すぐに立ち上がってプレー再開

長峰が味方とのワンツーから左サイドを駆け上がり、左サイドの敵陣深くから長峰が左足でクロスを供給。待ち構えていた杉浦恭がＤＦと競り合いながらヘディングシュートを放つも、ゴール方向にボールは飛ばせない

後方からのビルドアップも安定しており、自陣のペナルティエリア内までプレッシャーを掛けられても味方が顔を出し、冷静につないでボールを運べている

斜めのパスを駆使しながら相手の守備ブロックを攻略。味方が最前線で体を張ってボールを落とすと、これに反応した嶋田がペナルティエリア手前の中央から左足でミドルシュートを放つ。しかし、枠の上に外れてしまう

ボールを受けた弓削がフリーになっていることを確認し、自らドリブルで持ち運ぶ。味方とのワンツーでペナルティエリア左に抜け出そうとするも、ＤＦともつれて転倒。笛は吹かれず、相手ボールになってしまう

右サイドでスローインを得ると、宮市がボールを入れる。味方が後方の状況を確認してスルーを選択し、ペナルティエリア手前から弓削がミドルシュートを放つ。しかし、枠を外れてしまう

最終ラインからのビルドアップの質が高く、うまくＤＦの間に顔を出した味方に斜めのパスが何本も通っている

右サイドのハーフウェーライン付近で相手のパスミスが発生。杉浦恭がこれを拾うと、素早く前線の林につける。林は相手を引き付けてボールを出すと、走り込んだ嶋田がペナルティエリア内から左足を一せん。強烈なシュートがネットに突き刺さり、前半終了間際に先制に成功する

今季のリーグ戦、先制に成功した試合は１０試合。６勝２分け２敗で勝率は６０．０％

４９中野ＯＵＴ→４６中村充ＩＮ

９韓勇太ＯＵＴ→１１ブレンネルＩＮ

最前線のブレンネルを狙って左サイドからアバウトなクロスが送られる。ブレンネルにはつながらないものの、後方の宮市が強引にペナルティエリア手前の右からミドルシュートを放つ。枠をとらえられないものの、後半からの意図を感じるプレーを披露する

金沢のビルドアップの場面で、バックパスのミスが発生。これがそのまま増田につながると、増田はすぐさま敵陣中央から右足を振り抜く。しかし、このミドルシュートは枠をとらえられない

ブレンネルが左サイドをドリブルで持ち上がる。切り返して中の状況を確認し、ペナルティエリア左角付近からクロスを供給。しかし、ゴール前の味方は相手に競り勝てず、シュートには持ち込めない

またも相手のビルドアップのミスが発生し、そのまま攻め込む。シュートには持ち込めないものの、後半の立ち上がりに同様の形から好機を作り出している

長峰がハーフウェーライン付近からディフェンスラインの裏にロングボールを出す。味方が抜け出して左サイドの敵陣深くに流れてタメを作り、バックパスを出す。走り込んだ長峰が左サイドの敵陣中央から左足でクロスを入れるも、味方にはつながらない

宮市がペナルティエリア手前の右でボールをキープすると、ダイアゴナルに走り込んだブレンネルを使わずに宮市はシュートを放つ。しかし、枠を外れてしまい、ボールを欲しがったブレンネルは不満げなジェスチャーを見せる

自陣でこぼれ球を競り合った際に弓削がボールに触れ、直後に嶋田の伸ばした足と接触。弓削は足を痛めるも、すぐに立ち上がって岩手のＦＫで再開される

左サイドを複数人でうまく崩してクロスを送る。しかし、ターゲットになるはずのブレンネルはまだゴール前にはおらず、決定機には至らない

カウンターを仕掛ける。この流れからペナルティエリア左から杉浦恭がパスを出すと、嶋田がペナルティエリア内から力まずに左足を振り抜く。しかし、左のポストに当たってしまい、今日２点目は奪えない

ペナルティエリア内で平松が座り込み、担架が運ばれる

平松は担架には乗らず、ゆっくり歩いてピッチを離れる。そのまま交代となる

１７平松ＯＵＴ→１３大石ＩＮ

１７中村太ＯＵＴ→２６ビスマルクＩＮ

２８増田ＯＵＴ→４５和田ＩＮ

左サイドからのＣＫを獲得する。キッカーは藤村。右足でインスイングのクロスを入れるも、ニアでＤＦにクリアされて再び左ＣＫを得る

キッカーの藤村は今度はファーにクロスを蹴り込むも、これは直接ＧＫにパンチングで防がれてしまう

カウンターを仕掛ける。中盤から林が右の大石に大きく展開すると、大石はそのままペナルティエリア右に進入。杉浦恭とのワンツーから大石はシュートまで持ち込むも、相手に防がれて得点は挙げられない

左ＣＫを得ると、キッカーはファーサイドにクロスを入れる。甲斐がゴール前に飛び込むも、ＧＫと接触してファウルを取られてしまう

ブレンネルは右サイドの敵陣中央のタッチライン際で巧みな足技を披露してボールをキープ。ここから反撃の機会をうかがう

ゴール！右ＣＫを得る。キッカーの弓削は右足でアウトスイングのクロスをニアに供給。長峰の前に入ったビスマルクは垂直跳びのような形からヘディングシュートを放ち、ネットを揺らして同点に追い付く

１０嶋田ＯＵＴ→２６須藤ＩＮ

１１杉浦恭ＯＵＴ→９丹羽ＩＮ

２０林ＯＵＴ→１９豊田ＩＮ

ブレンネルが中央でボールをキープし、右サイドを駆け上がるビスマルクに正確なスルーパスを送る。ビスマルクはペナルティエリア右脇からグラウンダーのクロスを入れるも、味方にはつながらない

長峰が右足のスパイクのひもを結び直している。一度スパイクを脱ぎ、時間をかけてしっかりとひもを結び直してプレー再開

３７深川ＯＵＴ→４牟田ＩＮ

ここまでブレンネルは右サイドに流れてボールを引き出す場面が多く、クロスを入れる際にゴール前にいないことが多い

敵陣中央でＦＫを得ると、キッカーの藤村は浮き球を供給。手前でＤＦにはね返されるも、こぼれ球をつなぎ、小野原のパスを受けた大石がループパスを出す。ペナルティエリア左で豊田が頭で折り返すと、ＤＦとＧＫ、丹羽が交錯。こぼれ球を庄司が左足で押し込むと、ＤＦの股の間を抜けたボールがゴールイン

失点の場面で接触プレーがあった阿部が立ち上がれず。治療が続けられる

すでに５人の交代枠は使い切っているが、阿部は立ち上がれず。ピッチ際には控えの松山が入る準備を進めている

阿部は立ち上がれず、担架に乗せられたままピッチを後にする。顔面のあたりを押さえたまま動けず、そのまま交代となる

３１阿部ＯＵＴ→１９松山ＩＮ

阿部は脳振とうによる交代となったため、今日６人目の交代となる

須藤にイエローカード

敵陣中央でＦＫを得ると、キッカーの弓削は縦に浮き球を出す。味方が頭でつなぎ、ＧＫの手前で甲斐が合わせる。しかし、ボールは惜しくも枠の左に外れ、同点には追い付けない

今度は敵陣浅い位置でＦＫを得る。キッカーの弓削は同じくペナルティエリア内に浮き球を入れるも、ＤＦと競り合った際に味方のファウルを取られてしまう

小野田にイエローカード

カウンターを受けた際に、自陣の左サイドで大石にドリブルを仕掛けられてしまう。抜け出されそうになると、小野田はスライディングタックルで大石を倒してしまい、警告を受ける

後方から浮き球を送る。ペナルティエリア右で甲斐が頭で折り返すと、またもＤＦに競り勝ったビスマルクがヘディングシュートを放つ。しかし、惜しくも得点は奪えない

前線にボールが収まらず、時間を使えていない。中盤のパスワークは巧みなものの、押し込まれる場面が多い

弓削が左足で放った鋭いミドルシュートは惜しくもＧＫに防がれ、右サイドからのＣＫを獲得。キッカーの弓削は右足でクロスを入れるも、ゴール前で味方のファウルの判定となってしまう