日本の棚田百選や国指定文化財名勝にも登録されている千枚田は、令和6年能登半島地震や同年9月の豪雨災害により、棚田に亀裂が入ったり、崩れたりするなど甚大な被害を受けました。
今回はその千枚田の棚田を取り戻すため、ツエーゲン金沢とオフィシャルパートナーの「株式会社ヴァケーション」が、整地作業のボランティアを募集し訪問するツアーを企画。
有志で集まったボランティア19名とクラブスタッフ8名、ヴァケーションスタッフ2名の合計29名が訪問し、作業にあたりました。
23日(火祝)の当日は、朝7:00に金沢ゴーゴーカレースタジアムに集合・出発。
約2時間半で、輪島市の千枚田に到着しました。
最初に千枚田愛耕家の白尾さんから開催にあたりご挨拶いただき、お揃いのTシャツを着て千枚田を背景に記念撮影。
△みんなで石川県のポーズをしています。
記念撮影で気合を入れて、いざ作業にあたります。
豪雨などで土が流れ込み棚田が崩れたところを、スコップやクワなどの道具を使い整地作業をしていきます。
途中大きな石が出てきたり、水を含み重く粘土質な土に悪戦苦闘しながらも、千枚田愛耕家の皆さんの指導のもと、みんなで協力しながら作業を進めました。
休憩時には、オフィシャルパートナー「北陸コカ・コーラボトリング株式会社」から提供いただいたドリンクを飲むなどし、体調管理に気をつけながら作業にあたりました。




午後からは日差しが照りつける中、再び整地作業に。
午前の活動でだいぶ慣れ、お昼ご飯でエネルギーチャージをした甲斐もあって、作業がぐんっと進みました。
そして15:30ごろ、活動は終了。
実働は約4時間程度でしたが、最終的に20枚の棚田を取り戻すことに成功!
これには愛耕家の皆さんからもお褒めの言葉&笑顔をいただきました!
千枚田はその名の通り、約1,000枚の棚田から成り立っています。
今回は約1,000枚のうちの20枚という、途方もない過程の1つに過ぎないかもしれませんし、完全には元通りには出来ないかもしれません。
されど何年かけてでも、1枚でも多くの棚田を。
あの美しい風景を取り戻すために、クラブとしてできることを継続していこうと思います。
また、7月にトップチーム選手らが仮設住宅を訪問した先に10月19日(日)開催のツエーゲン金沢対FC岐阜戦の観戦ご招待ハガキをポスティングしています。(千枚田愛耕家の皆さんには、作業終わりに手渡しさせていただきました。)
ぜひ選手らが躍動し、サポーターらが作り出すスタジアムという熱狂の空間・試合にお越しいただき、少しでもパワーをプレゼントできたらと思います。
今回ご参加いただいた皆様、訪問にあたりご協力いただいた皆様、ありがとうございました!
本企画は、金沢市の「令和7年度ホームタウンチーム能登復興活動支援」制度を活用しています。