12月4日(日)「J2・J3入替戦」第2戦(ツエーゲン金沢ホーム試合)見どころ

第1戦を89分の小柳弾で劇的かつ大きな勝利を挙げたツエーゲン金沢。

ここで第1戦を簡単に振り返りたい。ツエーゲンの布陣は、北海道コンサドーレ札幌戦から一人を代えて秋葉がボランチに入り、二列目にアンドリューと大槻。対する栃木SCはセンターバックの広瀬健太選手を怪我で欠いた中で、ボランチにMF29島川選手とMF2西沢選手と守りに強い選手を並べて手堅い布陣。

栃木は右サイドMF38宮崎選手を起点として攻撃を仕掛けてくる。栃木で怖いのは、宮崎選手のドリブルでの仕掛けとセットプレーに要注意だ。昨年までツエーゲンに在籍していたFW11ジャーン・モーゼル選手が恐らく途中出場してくるであろう。ジャーンの高さはツエーゲンDF陣も理解しているが注意が必要だ。栃木のスタイルはツエーゲン同様堅守速攻だ。J3リーグ30試合で20失点と守備が堅いのは第1戦でも理解できた。その守備を崩すには、サイドからの揺さぶりと得点を挙げたセットプレーが効果的だ。

ツエーゲンは、JFL時代から在籍し、森下監督のことを最も良く知るMF24大槻優平が森下監督のラスト采配試合で活躍してくれるに違いない。後半戦に入りレギュラーを掴み取り、ボランチと二列目ワイドのポジションをこなす。第1戦は66分に秋葉に代わってFW安が入ると、中美が二列目に下がり、大槻がボランチにポジションを変えた。重要な一戦で監督の戦術を理解し、複数のポジションをこなせることができる大槻の存在感は大きい。

そして、この試合は5年に渡りツエーゲン金沢を率いてきた森下仁之監督のラスト采配試合となる。2012年に監督となり、JFL時代は攻撃的サッカーでリーグ2位の得点力を誇った。2014年にJ3へ参入すると、J2昇格をかけての戦いでは、堅守速攻型の現在のスタイルを確立して、初代J3チャンピオンとなりJ2への昇格を果たした。J2元年では、一時首位に立つ「金沢旋風」を巻き起こし、その結果、専用練習場とクラブハウスが建設されて、J1クラブライセンスを取得することとなり、より良い環境を手にすることができた。森下采配の妙は、特定の選手に拘らない采配だ。その時に調子の良い選手を使うため、練習で頑張っていれば選手にはチャンスがある。また、相手のストロング・ウィークポイントを分析して、相手に即した戦いのできる監督である。昨年のセレッソ大阪戦3-0、2-0は森下采配の賜物だ。

森下監督の手腕により、ツエーゲン金沢をここまで導いてくれた。いよいよ森下劇場最終章。選手、スタッフ、サポーター一丸となって、目標である「J2残留」でフィナーレを飾ろう。

ツエーゲン金沢

シニアアドバイザー

佐々木達也

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