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【U-18】上田樹選手 トップチーム昇格記者会見を行いました

この度、ツエーゲン金沢U-18所属の上田樹選手(遊学館高等学校在学)がトップチームに昇格することが決定しましたので、お知らせいたします。

尚、トップチーム昇格に伴いまして、本日金城学園遊学館高等学校にて記者会見を行いました。

以下、会見の内容です。

上田樹(ウエダイツキ)選手プロフィール

■ポジション

GK

 

■出身地

石川県

 

■生年月日

2001年6月28日

 

■身長/体重

188cm/77kg

 

■チーム歴

内灘SSS - ツエーゲン金沢U-15 - ツエーゲン金沢U-18(学校法人金城学園 遊学館高等学校在学)

 

■コメント

「小さい頃からの夢だったプロサッカー選手になることができて嬉しく思います。ようやくスタートラインに立てたので、今まで以上に覚悟を持って日々の練習に励みたいと思います。

今まで自分を成長させてくれた全ての方々に感謝し、一日でも早く試合に出場し、チームの勝利に貢献できるように頑張ります。応援よろしくお願いします!」

【トップチーム昇格記者会見 実施報告】

■日時

2019年7月11日(木)16:00〜

 

■場所

学校法人金城学園 遊学館高等学校

 

■記者会見内容

-代表取締役ゼネラルマネージャー 西川圭史

本日はお忙しい中、またお足元の悪い中お集まりいただきましてありがとうございます。

そして日頃よりツエーゲン金沢を色んな形で盛り上げていただきありがとうございます。

この度、ツエーゲン金沢U-18に所属している上田樹選手とプロ契約を結び、来シーズンからトップチームの選手として加入することをご報告させていただきます。

 

ツエーゲン金沢は強化・アカデミー本部長の和田のもと、トップチームの強化はもちろんのこと、アカデミーの強化というところに近年力を注いでまいりました。

今、Jリーグで約1500人くらいの選手がいるのですが石川県出身の選手はまだまだ少ないのが現状です。

我々としては、もっともっと石川県出身の選手が増えるべく、そうすることで子どもたちにとって「サッカー選手」が身近な夢になると思いますし、地域の応援というのも熱が入ると思っています。

また、我々のような地方クラブの資金力があまり強くないクラブにとっては、自前の選手を育てていくことが強いチームを作る上で非常に重要になってくるので、こういう形で上田選手がトップチームに昇格してくれることは非常に嬉しく思っています。

 

今、アカデミーでは上田選手の他にも年代別の代表に選ばれるような選手たちも出てきています。

毎年コンスタントにトップチームに上がれる選手が出てくるかというと、まだそれは難しい部分もあるのですが少しずつ地元出身の選手がトップチームに昇格して、トップチームに石川県出身の選手がたくさんいるようなチームにしていきたいと思っています。

そういった上でも、上田選手にはトップチームで活躍してもらい、勢いを加速させてもらえたらなと思っております。

 

 

-強化・アカデミー本部長 和田昌裕

今回、上田選手を来シーズンからトップチームへ迎え入れることができることを非常に嬉しく思っています。

私が就任して3年目になりますが、ちょうど上田選手がU-18に昇格したのも同じ時期のことでした。

その頃から、噂は色々と聞いていました。

素晴らしい素材を持っている、素質のある上田選手をどうやって3年後にトップチームに迎え入れるか、ということをクラブで色々協議した上で、トップチームの練習に参加させようという話をしました。

これまでU-18のカテゴリーにGKコーチはおいていなかったんですが、そんな中でトップチームの指導を受けることによって彼も成長してくれるのではないかと思いました。

3年後には必ずトップに昇格させることを使命としてずっと向き合ってきました。

今回、このように上田選手をトップチームに昇格させることができて、非常に嬉しく思っています。

 

1年生の頃から、学校ともお話をさせていただき、授業に支障がない範囲でトップチームの練習に参加をさせてくださっていました。

そんな環境の中で、彼は本当に順調に伸びてきています。

昨年はU-17日本代表でチェコ遠征にも選出されましたし、今回も昨日までの4日間U-18日本代表候補キャンプに参加して、そこで認められれば8月以降の招集もかかってくる選手です。

将来、彼がツエーゲン金沢に昇格してツエーゲン金沢でレギュラーを勝ち取るだけなのか、もしくは日本代表を目指すのか、もしくは世界を目指すのか、目指すところで選手の成長は変わってくるので、できれば海外なども視野に入れて大きな目標を持ってこれからも成長し続けてほしいと思っています。

 

GKは1人しか試合に出られないポジションなので、ポジション争いが激しく1年目から出場するのは非常に厳しい状況ではありますし、彼はまだ課題もたくさんあります。

しかし、彼の強みである高さを活かしたハイボールの処理、スピード、キックの精度などの特徴をどんどん今後も伸ばしてほしいと思います。

そして、今抱えている課題もしっかりと克服しながら大きな選手になってほしいと思っています。

上田選手の今後の活躍をぜひ皆さん期待してください。

 

 

-遊学館高等学校長 竹田剛様

今回の件に関して、学校としても非常に誇らしく感じています。

上田くんのサッカーの技術についてはとても立派なものだろうと思っていますが、私からは学校での様子を担任から預かっていますのでその辺りをお話をさせていただきます。

上田くんは非常に明朗快活で爽やかな挨拶ができる印象的な生徒です。

クラスではムードメーカー的な存在で、いつも仲間と楽しく談話している姿がよく見受けられますし、人に対しとてもフランクに接することができる生徒ということです。

遠征などもあり忙しい日々を送っているのですが、授業に対しても真摯な態度でのぞみ、集中して授業を受け、文武両道を大切に心がけることができています。

 

これから、トップチームに昇格して試合に出場することもあるかと思いますが、188cmという素晴らしい体格と技術力の他にもメンタル面を更に強化してもらい、怪我にも強い選手になってもらいたいです。

更に一流の選手としての役割を果たしてほしいと思います。

ぜひとも頑張ってください。

 

 

-ツエーゲン金沢 上田樹選手

ツエーゲン金沢U-18からトップチームに昇格した上田樹です。

僕はU-15からツエーゲンに入団し、そのころからずっとツエーゲンの選手に憧れていました。

そんなプロサッカー選手になれたことをとても嬉しく思います。

今後、試合で活躍してこれまでお世話になった方々に恩返しができるよう頑張っていきたいです。

 

 

 

-上田選手は自分の武器はなんだと思いますか

ハイボールの処理だったり、攻撃につながるパントキックが自分の武器だと思っています。

 

-どういった部分を評価して今回の昇格に至ったのですか

(和田昌裕より)

世界を見てもGKの身長というのは190cmを超える選手がたくさん出てきています。

低くても185cmくらいがJリーグの各チームが求めているGK像なんです。

彼はそこはクリアしていますし、プレーの特徴ではハイボールの処理、あとはスピードはこの年代では秀でていると思っています。

本人からもありましたがパントキックの精度の高さもこの年代では非常に秀でたものを持っています。

そんななか、先程校長先生もおっしゃっていましたが、これからプロになり常に試合に出場できる状況ではない中で、どれだけメンタル面の準備ができるか。

常に成長していく、試合に出られなくても腐らず前向きにやっていけるメンタル面の強化は必要になってくるかなと思っています。

 

昨日までU-18日本代表候補のトーレーニングキャンプに参加していましたが、GKコーチと話をして、サイドからのボールに対する反応はトップクラスだったと評価いただいています。

 

-これからどういう技術を磨き、どういう選手になりたいですか

90分を通して後ろからゲームコントロールができるような力をつけていきたいです。

そのために、自分の課題にどんどんトライして、失敗が成功に繋がると思うので失敗を恐れずにやっていきたいと思っています。

 

-プロ1年目の目標と、これからの夢は?

1日でも早くツエーゲンで活躍したいです。

個人的には代表に選ばれ続けること、そしてJ1での活躍や海外へと進出していけるような選手になっていきたいと思っています。

 

-日本代表のキャンプに参加してみて、周りと比べた自分の立ち位置は感覚的にどう思っていますか

自分のプレーが通用するところもあれば、通用しないところもありました。

代表では周りの選手はみんなプレミアリーグで戦っているなかで自分たちは県リーグで戦っています。

レベルの高い選手が集まっているなかで、自分の通用する技術もあったので代表でもいつも通りのプレーはできているかなと思っています。

海外の選手相手でも自分のプレーが通用したものも多かったのでそれはすごく自信になっています。

 

-これまで以上に「ツエーゲン金沢」という看板を背負うことに対してどう思っていますか

自分は石川県出身で、石川県で育ってきて、本当に素晴らしい指導者の皆さんに出会えたから成長できたと思っています。

地元出身だからこそ期待されることもあるのかなと思っているのですが、そのプレッシャーを自分のパワーに変えてこれから活躍できればと思っています。

 

-サッカーを始めたのはいつで、きっかけは

小学4年生のときに仲の良い友達に誘われてはじめました。

サッカーを初めてすぐに、コーチからGKをやってみないかと言われてそこからずっとキーパーをやっています。

小学生の頃は身長も小さかったのですが、サッカー自体が楽しかったのでどのポジションでもいいかなと思っていて、なのでキーパーでもいいやと思っていたら、そこからどんどん楽しくなってキーパーを続けてきました。

 

-小学校4年生までは他のスポーツもしていたのですか

乗馬と空手をしていました。

馬が好きだったのと、乗馬が面白そうだなと思って始めましたがサッカーを始めた頃に辞めてしまいました。

空手は小学3年生頃までやっていて最後は黒帯になってから辞めました。

空手で体が柔らかくなって脚が上がるようになったのでサッカーにも役立っています。

 

-クラブからどんな感じで昇格することを伝えられましたか

誕生日(6/28)に言われました。言われることはまったく想像していなかったです。

ユースの監督に言われて、練習後にすぐ電話で報告しました。

母は「良かったね。ここがあくまでもスタートラインだから頑張って。」という感じでした。

昇格したことに満足せず頑張っていきたいです。

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