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【U-14】2019 Jリーグ版 よのなか科実施

10月5日~11月5日にかけて、ツエーゲン金沢、U-14所属選手(19名)を対象にJリーグ版よのなか科を実施致しました。

プログラムの進行役は、U-12・スクールチーフの下川正生。

 

【ツエーゲン金沢】では、よのなか科の取り組みは5年目になります。

5回のプログラムでは、クラブの経営、Jリーグの理念、サッカーをとりまく職業、それぞれの職業に必要な「意志」「役割」「能力」、選手自身の5年後のキャリアイメージプランについて考えました。

 

第1回の「Jクラブをとりまく“お金”から仕組みを考える」では、ツエーゲン金沢代表取締役GM西川圭史の経営に関する考え、さらには、今年度から一新されたクラブ理念を基に地域の皆さんにとってツエーゲン金沢がより身近な存在となるようにどのようにしていきたいかその想いをお話ししました。

 

第2回の「Jリーグがめざすものを考える」では、授業の内容に関連させながらツエーゲン金沢の活動は実際にどんなことをしているのか伝えました。

ゲストティーチャーとして株式会社石川ツエーゲンホームタウン推進室室長の灰田さちを招き、ホームタウン推進活動についてお話しをしました。

クラブの活動を理解することでJリーグがどういうものを目指しているのかという本質的なことについて考える、有意義な時間となりました。

 

第3回、第4回は“職業”に関する内容でしたが、ゲストティーチャーの素晴らしいレクチャーがありました。

社内からのゲストとして、株式会社石川ツエーゲン事業企画部部長の中山大輔から、ツエーゲン金沢の取り組みをより詳しくお話ししました。

社外ゲストとしてツエーゲン金沢にはかかせない『役割』をされているボランティアスタッフチーフ山本勝さんをお招きしました。

意志・役割・能力の観点から情熱を持って取り組まれている仕事の話しを聞くことができ、選手たちは『職業』についてあらためて考えることができました。

 

そして最終回。

第5回の「自分のキャリアイメージプランを考える」では、来シーズントップチーム入団が決まっている本塚聖也選手(MF)がゲストとして登場。

彼は他のJクラブアカデミー出身ですが、ユース年代の頃にプロサッカー選手になることを本気で意識し、目標となったきっかけ、トップに昇格できず、大学に進学した際にプロサッカー選手になるためにどんな意志を持って、能力を引き上げるためにどんな努力をしたかを具体的に話してもらいました。

最後には「自分の特徴を理解して誰にも負けないものを磨いていくこと、そしてプロサッカー選手になるという目標をもちながら、目の前にある小さな目標、例えば今日の試合で必ず得点をする、などその小さな目標を達成していく努力を続けてほしい」と、“先輩”選手として、心に響く素晴らしい話をしてくれました。

       

選手たちは、このよのなか科を通じて、Jリーグの産業構造を学び、サッカーに関わるさまざまな職業の存在を知り、自らの将来を考える意識が高まりました。と同時に、競技者としての人間性・社会性の形成、コミュニケーション能力の必要性を理解し、ツエーゲン金沢のトップチームに上がりたい、プロサッカー選手になりたいという想いを強く持ったようでした。

 

今後の彼らに期待を抱きながら、その成長をサポートしていきたいと思います。

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