1勝3敗1分で17位の横浜FCを迎えて、「春休みの陣」。
我らがツエーゲンは、前節首位セレッソ大阪相手にアディショナルタイムに追いついて引き分けに持ち込んだ。試合内容も良く復調の兆しが見える。この試合に勝って上昇気流に乗りたいところだ。
対する横浜FCは「キング」ことFW11三浦知良選手が先発で出場するか、もしくは途中出場するかに注目が集まる。昨年は、ベンチ入りしたものの出場機会はなく、石川県民にその雄姿を『魅せる』ことはできなかった。第4節レノファ山口戦で今季初先発をしてチーム初勝利に貢献した。
横浜FCは昨季、ホーム・アウェイとも1-2で敗れた相手。両試合共にFW39大久保哲哉選手に仕留められた。高身長で強いフィジカルと足元の技術の高さは目を見張るものがあり、今節もツエーゲンキラーとして投入されること間違いない。
一方、ツエーゲンの注目選手は前節自らPKを得て同点ゴールを決めたMF8山藤健太選手とMF7可児壮隆選手を挙げたい。山藤選手はここまで全試合フル出場と不動のレギュラーでボランチの位置で舵取りを任されている。ディフェンスとオフェンス共に貢献をし、チームの大黒柱に成長した。
今季期限付き移籍で加入した可児選手は、そのプレースタイルから中村憲剛2世との呼び声も高い。今季全試合に出場しており、可児選手からの縦へのスルーパスで決定機を作ってくれること期待したい。
前節、強豪のセレッソ大阪相手に内容の良いサッカーをすることができたのは大きな収穫であった。春休みのホームゲームで、今季初勝利を期待したい。
ツエーゲン金沢
シニアアドバイザー
佐々木達也