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【レポート】若年性認知症の方を対象にした観戦会を開催しました
9月9日(土)に開催された、アウェイ水戸戦にて、若年性認知症当事者の方とそのご家族の方を対象にした観戦会を「岡部診療所あるかふぇ」にて開催しました。

本活動は、金沢市を中心に若年性認知症の方とご家族のサポート活動を行っている「若年性認知症の人と家族と寄り添いつむぐ会(以下、つむぐ会)様に登録されている会員の方より、「サッカーの試合観戦がしてみたい」という声があがったことをきっかけに、当クラブパートナー企業の「医療法人積仁会 岡部病院」様との共同で、「世界アルツハイマー月間」でもある9月の試合にて開催する運びとなりました。

会場には、若年性認知症当事者の方とそのご家族、関係者の方含め約50名が集まりました。
試合観戦のお供に…ということで、グループ法人の社会福祉法人こころ「喫茶やまぼうし」様より軽食とドリンク、同じくパートナー企業でスタジアムグルメでお馴染みの「釜炊きおにぎりみつや」様のおにぎりをセットでご提供いただきました。





本活動は、金沢市が行っている「金沢市若年性認知症応援団」事業の一環としても開催していたため、観戦会の冒頭には金沢市の村山市長からもご挨拶をいただきました。
村山市長からは、「現在ツエーゲン金沢はかなり厳しい順位にありますが、来シーズンからはまもなく完成予定の新スタジアムで選手達がプレーすることになります!なんとしても、新スタジアム初年をJ2で迎えるため、みんなで一緒に応援しましょう!」とコメントをいただきました。



また、試合前には田代クラブアンバサダーによる試合の見どころや注目選手の説明をさせていただきました。
お手元に配布した選手一覧と、画面上に映る選手達を見比べてチェックする方々も。



いよいよ試合開始!というところで、ご自身もサポーターである岡部病院の小坂様より、初めて観戦される方々に向けて、「ツエーゲン金沢コール」と「コーナーキック時のタオマフを使った応援」の仕方についてレクチャーする場面もありました。
キックオフに向けて、ご来場の皆様の気持ちも高まります!



ちなみに、ツエーゲン一色の会場の展示品は、全て小坂さんの私物のグッズやユニフォームです!
みんなでツエーゲンを応援する雰囲気を創り上げてくださってありがとうございます!





試合は残念な結果となってしまいましたが、最後まで手拍子やタオマフを回して応援してくださった方々が大勢いらっしゃいました。
また、若年性認知症当事者の方々からも「負けて残念だけど、みんなで集まって一緒に応援するというのは初めての経験だったので楽しかった」とのお言葉もいただけました。



最後に、医療法人積仁会岡部病院の前田理事長からご挨拶をいただき「試合に負けてしまったのは残念でしたが、今回この観戦会の開催に尽力いただいた関係者の皆様には心から感謝を申し上げたいです。こういった会を開催できるのも、地元にプロスポーツチームがあるからこそだと思います。これからもツエーゲン金沢をみんなで応援していきましょう」とのお言葉を頂戴しました。



今回の観戦会に際しご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!

■ご参考
「金沢市若年性認知症応援団」とは
金沢市内で暮らしている若年性認知症当事者の「~したい!」という想いや希望を実現するため、各自ができることで応援する、パートナーシップのことです。
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