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【レポート】ツエーゲン金沢BFCが「スポ育®」を実施しました
9月22日(金)、ツエーゲン金沢BFCが金沢市立緑小学校を訪問し、6年生を対象に「スポ育®」を実施いたしました。
「スポ育®」は、NPO法人日本ブラインドサッカー協会が全国展開している体験型ダイバーシティ教育プログラムであり、石川県内においては、NPO法人日本ブラインドサッカー協会と、金沢市・ツエーゲン金沢BFC・ツエーゲン金沢の4社連携で行っております。



まず初めに、BFC・池端一軌選手によるデモンストレーションを子ども達に見てもらいました。
アイマスクをした状態で、パスやドリブル、シュートを次々に成功させていく池端選手を見て、子ども達からも「おあぉーっ!」と驚きの声が上がりました。





デモンストレーションを見た後は、ウォーミングアップです。
2人1組になって、1人がアイマスクをし、もう1人は前で池端選手がやっている準備体操を口頭で説明するというもの。
目が見えない状態のお友達に、うまく説明できるかな?





このウォーミングアップで重要なのは、如何に具体的に説明できるか?ということです。
目が見えない状態の方に説明する際には、具体的に伝えることが必要です。
例えば腕を回す動作一つとっても、「腕を回して」ではなく、「腕を交差するように回して」など具体的に説明しなくては相手に伝わりません。

ウォーミングアップ後は、アイマスクをしてまっすぐ歩くことや、コーン当てなどを行いましたが、都度池端選手・田辺陽一選手から、うまくできるコツなどフィードバックがありました。
いずれのプログラムにも共通するのは、スキルではなく「コミュニケーション」の重要性です。
アイマスクをしていない人の声掛けや説明が大変重要とのこと。





最後の質疑応答では、ブラインドサッカーという競技に関してや、視覚障害の人にとって日々の生活で不便を感じている点など多くの質問をいただきました。
自身も弱視である池端選手からは「不便を感じることは数えきれないほどあるけれども、特に困るのが公共交通機関の利用時です。自分が本来乗りたいバスとは違うバスに間違えて乗ってしまうことがあります」とのコメントがありました。



「スポ育®」終了後は、子ども達と一緒に給食もいただきました。
子ども達と十分にふれあえた一日となりました。



金沢市立緑小学校の皆さん、ありがとうございました!

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