残すところ8試合、ホームゲームは今節入れてあと4試合となった。J2残留のためには非常に重要な試合を迎える。
今節対戦するレノファ山口は勝ち点45の11位。昨季のツエーゲン金沢同様、J2一年目は前半戦においては攻撃的サッカーで山口旋風を巻き起こした。しかしながら、後半戦は苦しんでおり、現在7試合勝利なしとなっている。
前半戦アウェイでの戦いでは、途中出場したFW14金子昌広のゴールで1-0の勝利。しかも今季初勝利の試合となった験のいい相手である。
山口の特徴は、攻撃的なサッカーだ。4-2-3-1のフォーメーションからパスを繋いで敵陣に攻め込んでくる。チームの中心は現在10得点を挙げているFW32中山仁斗選手と9得点を挙げているMF8島屋八徳選手だ。中山選手はワントップに位置し、攻撃の軸となる。シュートセンスがあり、左足からの正確なシュートが持ち味だ。島屋選手はサイドアタッカーとしてゴールだけでなくアシストにも長けている。山口に勝利するために必要なことは、粘り強い守りだ。相手は攻撃をどんどん仕掛けてくるので、奪ってからのカウンター攻撃を狙い目になる。とにかく先に失点をせずに試合を運んでいけば必ず勝機は見えてくる。
この試合注目したいのは、やはり今季初勝利を挙げた前回の戦いでゴールを挙げたFW14金子昌広選手だろう。前回のホームゲームでもゴールを挙げて今季4得点目。現在好調を維持している。金子選手の特徴は鋭く早いドリブルだ。ゴールに向かって切り込むドリブルで相手を引き寄せてのパスやシュートでゴールを生み出す。金子選手の好調がツエーゲンの勝利への近道だと言っても過言ではない。
泣いても笑っても残り8試合。4試合勝利をしないと入れ替え戦なしの残留は確定しないであろう。ホーム2連戦の初戦を勝利で飾って、波に乗りたい。
ツエーゲン金沢
シニアアドバイザー
佐々木達也
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