前節のアウェイ戦、ファジアーノ岡山との激戦を制したツエーゲン金沢。今年最も興奮をした試合であった。アディショナルタイムに入った94分熊谷アンドリューの劇的ゴールで大きな勝ち点3を獲得した。現在の勝ち点は36。残留のためには、残り5試合で2勝が必要だ。
徳島は現在勝ち点47の11位。長島裕明監督は、現在清水エスパルス小林伸二監督を長きにわたりコーチとして支えてきた。全員にハードワークを求め、パスを繋いでゴールへと向かうサッカーが特徴だ。中心となる選手はFW16渡 大生選手。チーム最多の8得点を挙げている。昨季はギラヴァンツ北九州在籍で7得点を挙げており、ゴールゲッターとしての嗅覚が非常に鋭い選手だ。
ツエーゲンは、GK31原田欽庸選手のプレーに注目だ。3年間不動の守護神としてツエーゲンのゴールマウスを守ってきた。J3優勝J2昇格、J2での金沢旋風、そして今年の降格のピンチと常に欽庸がそこにはいた。今季一時期不調の時期もあったが、今ではそれを乗り越えて、欽庸の安定したプレーがツエーゲンの守備陣を締めてくれる。
また、今節はDF太田康介が出場停止となる中で、キャプテン作田裕次に期待したい。作田の強いフィジカルと冷静な判断で徳島の攻撃を抑えてくれるに違いない。セットプレーからのヘディングシュートにも期待できる。
今節は、勝てば残留に大きく近づき、負ければ降格圏に再び落ちる可能性が出てくる。ここ5試合3勝1分1敗と今季最も好調をキープしている。チーム、サポーター、ホームタウン、パートナー全てが一丸となって、この正念場を乗り切ろうではないか。
ツエーゲン金沢
シニアアドバイザー
佐々木達也
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