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【レポート】ツエーゲン金沢BFCが富樫小学校で「スポ育®」を開催!
11月15日(金)、ツエーゲン金沢BFCが金沢市立富樫小学校を訪問し、6年生を対象に「スポ育®」を実施いたしました。
「スポ育®」は、NPO法人日本ブラインドサッカー協会が全国展開している体験型ダイバーシティ教育プログラムであり、石川県内においては、NPO法人日本ブラインドサッカー協会と、金沢市・ツエーゲン金沢BFC・ツエーゲン金沢の4社連携で行っております。

まずは子ども達にブラインドサッカーのルールを紹介。BFCお手製の説明キットを用いて、ブラインドサッカーの特徴である壁の存在やボールについて説明しました。



その後は、BFC池端一軌選手によるデモンストレーション披露。
アイマスクを付けた状態でドリブルやパス、シュートを披露しました。
子ども達からは「見えない状態なのにすごい!」と拍手喝采!





その後は、子ども達も実際にアイマスクを装着!
2人1組になって、1人がアイマスクをし、もう1人は前で池端選手がやっている準備体操を口頭で説明するというもの。
目が見えない状態のお友達に、うまく説明できるかな?





この準備体操で重要なのは、どのように具体的に説明できるか?ということです。
目が見えない状態の方に説明する際には、具体的に伝えることが必要です。
例えば腕を回す動作一つとっても、「腕を回して」ではなく、「腕を交差するように回して」など具体的に、相手にわかりやすく説明しなくては伝わりません。

準備体操の後は、アイマスクをしてまっすぐ歩いたり、コーン当てなどを行いましたが、都度池端選手から、うまくできるコツなどフィードバックがありました。
いずれのプログラムにも共通するのは、スキルではなく「コミュニケーション」の重要性です。
アイマスクをしていない人の声掛けや説明が大変重要とのこと。







最後に、池端選手から子ども達にメッセージを送りました。実は富樫小学校の卒業生でもある池端選手!
「人とは違って当たり前だと思うようになってください。これから皆さんは中学生になって、体格や勉強・運動の得意不得意など、ますます周りの友達との違いが出てきます。でもそれを恥ずかしいとか嫌だとか思う必要は全く無いです。自分は自分です。むしろ周りの人達と自分の違いを『面白い!』と思えれば、人間関係も広がって、より楽しい人生になると思います」とのメッセージを送りました。



今日の体験が、お子さん達にとって少しでも良い経験になったようなら幸いです。
金沢市立富樫小学校の皆様、ありがとうございました!



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