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【レポート】犀桜小学校にツエーゲン金沢BFCが「スポ育®」を実施!

624()ツエーゲン金沢BFCが金沢市立犀桜小学校を訪問し、4年生を対象に「スポ育®」を実施しました。

ツエーゲン金沢BFCからは、池端一軌選手兼監督、田辺陽一選手が伺いました。
「スポ育®」は、NPO法人日本ブラインドサッカー協会が全国展開している体験型ダイバーシティ教育プログラムであり、石川県内においては、NPO法人日本ブラインドサッカー協会と、金沢市・ツエーゲン金沢BFC・ツエーゲン金沢の4社連携で行っております。



まずは子ども達にブラインドサッカーのルールを紹介。BFCお手製の説明キットを用いて、ブラインドサッカーの特徴である壁の存在やボールについて説明しました。

その後は、BFC池端一軌選手兼監督によるデモンストレーション披露。
アイマスクを付けた状態でドリブルやパス、シュートを披露しました。子ども達からは「見えない状態なのにすごい!」と拍手喝采!

その後は、子ども達も実際にアイマスクを装着!
21組になって、1人がアイマスクをし、もう1人は前で池端選手がやっている準備体操を口頭で説明するというもの。目が見えない状態のお友達に、うまく説明できていました。


この準備体操で重要なのは、具体的にどのように説明できるか?ということです。
目が見えない状態の人に説明する際には、具体的に伝えることが必要です。

例えば腕を回す動作一つとっても、「腕を回して」ではなく、「腕を交差するように回して」など具体的に、相手にわかりやすく説明しなくては伝わりません。

準備体操の後は、アイマスクをしてまっすぐ歩いたり、パスの練習などを行いましたが、都度池端選手から、うまくできるコツなどフィードバックがありました。

いずれのプログラムにも共通するのは、スキルではなく「コミュニケーション」の重要性です。
アイマスクをしていない人の声掛けや説明が大変重要とのこと。

最後の質疑応答では、ブラインドサッカーという競技に関してや、視覚障がいの人にとって日々の生活で不便に感じている点や試合への移動手段など多くの質問をいただきました。

自身も弱視である池端選手からは「移動は車を自分では運転できないので、誰かに乗せてもらうか、公共交通機関で移動している」とのコメントがありました。

今日の体験が、お子さん達にとって少しでも良い経験になったようなら幸いです。
金沢市立犀桜小学校の皆様、ありがとうございました!

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