11月9日(水)に白山市立千代野小学校にて、作田裕次クラブアンバサダーが6年生を対象に職業講話を行いました。

まず、プロサッカー選手の仕事内容について、「試合に勝つために」と「応援してくれる人を増やすために」の2つに分けて説明。

「試合に勝つため」の仕事として、練習や筋力トレーニングを行うことはもちろんですが、「食事」と「休むこと」、そして「相手や自分の分析をすること」の重要性を伝えました。特に、「自分の得意なところを理解して伸ばすことは大事だけど、苦手なことも逃げずに克服することも大切」と説明。これは、子ども達の普段の勉強や生活にも共通する点であると言えます。

また、「応援してくれる人を増やすため」の仕事として、地域イベントへの参加やSNSの発信、試合告知のプロモーション活動への協力も選手達の仕事であると説明しました。

現役時代に関わってきた、「うんこドリル」や「ツッパリナイト」のプロモーションを紹介し、「ふざけてるように見えるけど、大真面目にやってます！(笑)」と子ども達から笑いをとっていました。

また、サッカーに関わる仕事の種類の多さも説明しました。選手やスタッフだけでなく、試合を中継する人や、用具をつくるメーカー、芝のメンテナンスをしてくださる方などなど、非常に多岐にわたる職業の方々がサッカーに関わっており、そんな方々に支えられているおかげで選手達は活躍できると伝えました。

最後に、「夢」と「目標」の違いについて、「『夢』は将来こうなったらいいなという願望だけど、『目標』はその夢を達成させるための具体的な手段を考え、行動することです。今、将来なりたい夢がある人は、ぜひどうやったらなれるのか？具体的に考えてみてください！」と子ども達に強く伝えました。

講話の冒頭で、「みんな固くならずに、自由に発言してね！」と子ども達に伝え、講話の最中も「これについてどう思う？ちょっと一度考えてみよう！」と、一方的に話すのではなく、子ども達とコミュニケーションをとりながら進めていたのが印象的でした。子ども達からも活発に意見がたくさん出てきていました。

今日の講話の内容が、子ども達にとって将来を考えるきっかけになったようなら幸いです。

千代野小学校の皆さま、ありがとうございました！