6月6日(土)に行われましたツエーゲン金沢 vs ジュビロ磐田のマッチレポートを掲載いたします。
<2015明治安田生命J2リーグ 第17節>
■日時
6月6日(土)14:04キックオフ
■会場
ヤマハスタジアム
■結果
ツエーゲン金沢 1-2(前半0-1)ジュビロ磐田
■得点者
清原翔平
試合詳細:
http://www.zweigen-kanazawa.jp/phpSrc/view/gameScoreView.php?sid=518
【ツエーゲン金沢 vs ジュビロ磐田 マッチレポート】
ホームタウンの磐田デーとなり、約3,000人の小学生が来場し、12,000人超の観衆で完全アウェイの雰囲気での試合となった。
試合は開始早々に動いた。前半11分、磐田MF上田康太選手のフリーキックを金沢GK原田欽庸選手がパンチングではじいたところ、磐田DF櫻内渚選手がボレーシュートで磐田が先制。前半を無失点に抑えて、後半勝負をかけたい金沢にとって、痛い失点となりゲームプランが狂った。
前半16分、24分と磐田FWジェイ選手が立て続けにシュートを放つ。ジェイ選手の個人技の高さはJ2屈指と言えるであろう。個人の能力で局面を打開する。
前半終了間際、金沢に決定機が訪れる。カウンターから攻め上がり、DFチャヨンファン選手のセンタリングにMF清原翔平選手が合わせるも、効き足とは逆の右足シュートでGK正面となりゴールならず。非常に惜しい場面であった。
後半も磐田が押し気味で試合を進める。磐田は前線からプレスをかけてくる。本来ならばJ3から昇格してきた金沢に対して格下相手とみなして戦うところ、リスペクトした戦いで、金沢を研究し、金沢の良さを消してくる。
84分に磐田のクロスに金沢DF太田康介選手がハンドの判定でPKを与え、ジェイ選手が左隅にGK原田選手の手をかすめてゴール。2対0となる。
90分に金沢のコーナーキックからDF太田選手のヘディングにMF清原選手が突っ込みダイビングヘッドで1点を返す。これが今年の粘り強い金沢を象徴している。
しかし、最後までハードワークをしても足が止まらないジュビロ磐田がこのまま逃げ切り勝利した。
非常に出来の良かった磐田に対し、金沢のサッカーが通用することが認識できた一戦であり、ホームゲームでの対戦で借りを返すことが楽しみとなった。
これで無敗記録がストップした金沢。しかし、いつかは止まるものであり、もう一度建て直して、次節ホームゲーム大分トリニータ戦を勝利することで、今年の強さは本物であることを証明してほしい。
次の大分戦は、重要な一戦となる。
是非、スタジアムに足を運んで、選手達を後押しして欲しい。
ツエーゲン金沢
シニアアドバイザー 佐々木達也