7月8日(水)に行われましたツエーゲン金沢 vs ジェフユナイテッド千葉のマッチレポートを掲載いたします。
<2015明治安田生命J2リーグ 第22節>
■日時
7月8日(水)19:03キックオフ
■会場
西部緑地公園陸上競技場
■結果
ツエーゲン金沢 0-0 ジェフユナイテッド千葉
試合詳細:
http://www.zweigen-kanazawa.jp/phpSrc/view/gameScoreView.php?sid=526
【ツエーゲン金沢 vs ジェフユナイテッド千葉 マッチレポート】
オリジナル10(93年Jリーグ開幕時在籍クラブ)のジェフユナイテッド千葉を迎えての、平日のナイトゲーム。試合前まで激しい雨が降っていたが、試合直前に雨は止み、湿度の高い中で千葉のキックオフで幕を開けた。
6分右サイドのフリーキックをキッカーMF8山藤のボールをニアでMF7清原が頭で合わせるも右に外れる。
28分には、DF15辻尾、MF30秋葉、清原、辻尾と繋いだボールを最後にFW水永が滑り込みシュートを放つもクロスバーの上。
31分にビッグチャンスが生まれる。左サイド清原からのセンタリングを秋葉がヘディングするもクロスバーの上。
65分には山藤のセンタリングを今季初先発のFW19玉城がヘディングシュート。GK正面。
67分にピンチが訪れる。千葉FW11ネイツペチュニクがドリブルでペナルティエリアに入り込み、GK31原田と1対1になり、ネイツが倒れ笛が鳴る。PKを覚悟も、ネイツのシミュレーションの判定。
試合はスコアレスドローで終了。
前回の対戦では、押し込まれ負けゲームを何とか追いついてのドローだったが、今回の戦いは、数字の上では押し込まれているように見えるが、ツエーゲン金沢が勝っておかしくない試合であった。2巡目で相手が研究してくる中で、それを上回る対戦相手の対策で、強豪ジェフを0に封じ込め、勝ち点1を得て、後半戦まずまずのスタートを切ることができた。
試合開始時は、玉城がFWのポジションにいたが、開始10分経過したあたりに清原とチェンジ。清原は久々のFWのポジションでここ数試合では最も躍動していた。
また、初先発で固さが見えた玉城だが、足元の技術もあり、相手に囲まれてもボールを収められ、新たな戦力の発掘ができたと言えるだろう。課題の守備を磨いて、落ち着きが出れば、大きな戦力となってくれるに違いない。名門筑波大学の背番号10を背負った男に今後期待したい。
我らがツエーゲン金沢。次節はアウェイでカマタマーレ讃岐との対戦。
昨年も夏から快進撃が起きた。夏に強いツエーゲン金沢。金沢旋風を巻き起こし続けたい。
<清原選手コメント>
前回の時よりも、立ち上がりうまく入れた。集中力切れずに無失点に抑えられて良かった。この前よりも、自分たちのやりたいことがある程度できた。これに満足せず力を付けていきたい。
<玉城選手コメント>
初先発で緊張して、入りは浮ついていた。消極的なプレーが初めは多くて反省している。
この雰囲気を肌で感じることができて今後にプラスになる。
またチャンスがあれば、点に絡めるプレー、ゴールに入っていくプレーをしたい。
<秋葉選手コメント>
決定的なシュートを外してしまって悔しい。
前回の対戦よりは落ち着いてプレーできた。
後半戦がスタートし、前半戦のようにいけたらよいが、相手に対応されていくと思うので、勝ち点3を稼ぐためには、チーム、個人が成長しなければならない。
試合の中で培っていき、チームとして成長していきたい。