前節のカマタマーレ讃岐との戦いは、先制された中で追いつき勝ち越されてさらに追いつくという粘り強い戦いを見せてくれた、我らがツエーゲン金沢。
今節は、FC岐阜を迎えての戦いとなる。
前半戦アウェイゲームでは、岐阜県出身佐藤和弘選手と清原翔平選手のゴールで2対0と完勝した。
岐阜は前節の敗戦で、最下位に転落。まだ中盤とはいえ、自動降格圏脱出に躍起になってくるに違いない。
FC岐阜は、ラモス瑠偉監督の熱い指揮に注目だ。テクニカルエリアに出て身振り手振りで選手を鼓舞する姿は現役時代を彷彿させる熱いパフォーマンスだ。
そして、要注意プレーヤーは現在J2得点ランキングトップのFW24難波宏明選手だ。ドリブル、裏への飛び出し、こぼれ球と様々な角度からシュートを狙いゴールに迫る。総得点23得点のうち12得点が難波選手から生まれている。彼を止められるかが勝敗のポイントとなることは間違いない。
難波選手にボールを配給するのは、MF6高地系治選手だ。34歳のベテラン「長良川の魔法使い」からチャンスが生まれるので、ここを秋葉勝選手と山藤健太選手が抑え込めるかがポイントとなる。
一方、ツエーゲン金沢注目選手は、岐阜県出身佐藤選手だ。前回同様やってくれるに違いない。それからもう一人は、得点ランキング2位の清原選手。難波選手との直接対決で、得点を挙げて差を縮めたいところだ。岐阜は引いて守ってこないので、カウンターを狙いやすい相手と言えるであろう。失点数リーグワースト。複数得点を挙げてのホームでの勝利を期待したい。
ツエーゲン金沢
シニアアドバイザー 佐々木達也