11月8日(日)に行われましたツエーゲン金沢 vs セレッソ大阪のマッチレポートを掲載いたします。
<2015明治安田生命J2リーグ 第40節>
■日時 11月8日(日)13:03キックオフ
■会場 西部緑地公園陸上競技場
■結果 ツエーゲン金沢 3-0(前半1-0) セレッソ大阪
試合詳細: http://www.zweigen-kanazawa.jp/phpSrc/view/gameScoreView.php?sid=551
【ツエーゲン金沢 vs セレッソ大阪 マッチレポート】
久しく味わうことができなかったこの歓喜を、7,000人超のサポーターが集う中で味わうことがついにできた。しかもセレッソ大阪というビッククラブ相手に2度目の勝利となった。
朝からの雨も止み、試合はセレッソ大阪のキックオフで幕を開ける。セレッソペースで試合は進む中、決定機を作らせることなく試合を運ぶことができたのが大きい。
前半終了間際の42分にスローインから秋葉選手が無回転のミドルシュートを放ち、それをセレッソGK21キムジンヒョン選手がパンチングしきれずゴールとなる。
後半10分、山藤戦選手のコーナーキックを作田選手が頭で合わせて追加点。作田選手は今季5ゴール目。前節の大分戦とほぼ同じ角度からの得意のゴールで2-0。しかしこれでは、セレッソ大阪相手にセーフティリードとは言えない。そんな中で、貴重な3点目が2分後に入る。センタリングで相手DFが頭でクリアしたボールを星野選手が胸トラップダイレクトボレーを左隅に決めてゴール。相手GKは一歩も動けないビューティフルゴールは、月間ベストゴールにノミネートされた。この3点目でセレッソは万事休す。猛攻撃も落ち着いて守ったツエーゲンDFは跳ね返し、5月31日以来のホームでの勝利となった。
このゲームで得点には絡まなかったが、非常に大きな役割を果たしたのが、2トップの大町選手と田中パウロ選手だ。彼らが前線へボールを運ぶことで、相手に脅威を与えて、味方DF陣に安心を与えた。特に田中パウロ選手のドリブルは相手に大きな脅威を与えた。ファーストプレーで、相手を振り切りゴール近くまでボールを運ぶことができたことが、今日のポイントではないかと思う。
残り2試合、プレーオフの可能性は微かだが残されている。今節のような試合内容をすれば、上位との対戦にも十分に勝機はある。ホーム開幕戦で勝利した東京ヴェルディを再び撃破し、開幕戦で敗れた大宮アルディージャにリベンジを果たして今季を終え、微かな可能性ではあるが、来季への道を待とうではないか。
【田中パウロ選手コメント】
相手を怖がらせることができたと思う。自分の持ち味を出せた。キープしたり仕掛けたりして起点になろうと心掛けた。チャンスをもらえたので積極的にやってやろうと思った。自分でも満足している。出身が大阪なので、試合前に泣きそうになるくらい燃えていた。
【作田選手コメント】
得点はドンピシャだった。あの1点で1-0から2-0になったが、2点ではまだわからないので引き締めていた。3点目が大きかったが何があるかわからないのでより引き締めていった。前節に勝利ができて雰囲気良くなったことは間違いない。
小学校の時所属していた松南SSSと交流している福井県武生の武南ファントムFCの子供達が観戦にきていたので勝利を届けることができて良かった。
【秋葉選手コメント】
久々にホームで勝利をすることができて嬉しい。前節で20試合ぶりに勝てたことが今日の勝利に繋がった。勝ってないと不安な気持ちが出てくるが、前節勝ったことによってリセットされて積極的になれた。
先制点は下も濡れていて打てば何かが起こると思って打った。
ツエーゲン金沢
シニアアドバイザー 佐々木達也