監督　伊藤 彰

ホームで約250日ぶりの勝利ができ、ファン・サポーターの皆さまと待ちに待った新スタジアムでの初勝利という歴史的1勝を収められたことを嬉しく思います。

何よりもファン・サポーターの皆さんと共に試合後にあれだけ喜べたことが、本当にチームとしても勇気づけられますし、嬉しい限りです。本当にありがとうございます。

ゲーム内容としては、しっかり我々が始めから前からプレッシャーをかけるということプラス、相手の嫌なところを消しながらゲームをコントロールすること、それは攻守において自分たちが主導権を握るということで入りました。

最初ウイングバックが出てくる裏は、一つ狙いとしてありましてそこをしっかりつけたということ。
もう一つは相手のシャドーの選手たちが少しワイドに降りるところのケアを、前半相手がやってくることはわかっていたので、そこをしっかりケアできていたことはよかったと思います。

自分たちの思うようなプレッシャーもかけられていましたし、今週準備してきたプレッシャーのかけ方でボールもしっかり取れていたので、そういう意味ではすごくよかったと思います。

後半になってやり方を途中で変えてきたところに対して、こちらの選手たちもしっかり対応できたことがよかったと思いますし、選手たちの自信にもつながると思います。

あとは攻撃面のところで回数を増やすこと。もう少し人数増やしてやっていかないといけない。そして切り替えの部分が早くならないといけないと思うので、その辺を選手たちと積み上げていきたいと思います。

あと1点、2点取れるチャンスがあったのでそこをしっかり決め切ることが、もっと勝利に近づくためには必要。
ただやっぱり90分通して、交代選手も含めた全員がアラートに最後まで集中力を切らさずにやれたのがこのゲームの勝因になったと思います。これをしっかりと続けていきたいなと思います。