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クラブスタッフ対象「LGBTQ+研修」を実施しました!
3月19日(火)に、ツエーゲン金沢フロントスタッフ・アカデミースタッフ・スクールスタッフを対象とした「LGBTQ+研修」を実施いたしました。
多様な性のあり方への理解がひろがる昨今において、LGBTQ+に関する正しい知識を学び、理解を深めることが、差別・偏見のない社会をつくるうえで急務となっております。
今回は、ご自身もゲイ当事者である、プライドハウス東京理事で認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ代表の松中権様を講師としてお招きし、講話いただきました(※1)。
まずはじめに、松中様から、当事者の立場としてこれまでに至る経験をお話しいただきました。
幼少期から男性への好意を意識しはじめ、年を重ねるごとに「自分は周りの人達と違うのでは?」「自分が何者なのかわからない」といった不安を抱えながら過ごしていましたが、中学生のある日、辞書で「ホモセクシュアル」の意味が「異常性愛」であることを知り(※2)、「自分は異常なのか…」と大きなショックを受けたとのこと。
それ以降は、自身がゲイであることを知られる恐怖から、日々自身を偽って過ごすようになり、また周りの友達や職場の人に対しても、性に対して嘘をつくのが嫌なので一定の距離をおいて接するようになったとのことでした。
現在、LGBTQ+の方は日本国内の人口の5~10%と言われていますが、日本で多い名字の「佐藤さん・鈴木さん・田中さん・高橋さん」の人口割合とほぼ同率とのこと。「LGBTQ+の人が自分の周りにはいないという方は多いのですが、それは『いない』のではなく(当事者が)『言えない』だけ」というのが実際のところのようです。
また、特にスポーツ現場における性的マイノリティに対する差別偏見が強いことについても、データとともに講義されました。
近年、日本でも「LGBT理解促進法」が成立するなど、LGBTQ+についての理解促進が徐々にですが進んでいます。
制度を見直すことと合わせて、LGBTQ+の方を「身近な存在である」と一人一人が理解することで、誰もが住みよい社会を創り上げていければと思います。
私達ツエーゲン金沢も、クラブ一丸となって理解促進に努めていきます。
※1)本研修は、プライドハウス東京アスリート発信チーム(企画・運営:一般社団法人S.C.P. Japan)が、公益財団法人日本財団より受託する助成を活用して実施しました。
※2)異常性愛という言葉は今は辞書から削除されています。
多様な性のあり方への理解がひろがる昨今において、LGBTQ+に関する正しい知識を学び、理解を深めることが、差別・偏見のない社会をつくるうえで急務となっております。
今回は、ご自身もゲイ当事者である、プライドハウス東京理事で認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ代表の松中権様を講師としてお招きし、講話いただきました(※1)。
まずはじめに、松中様から、当事者の立場としてこれまでに至る経験をお話しいただきました。
幼少期から男性への好意を意識しはじめ、年を重ねるごとに「自分は周りの人達と違うのでは?」「自分が何者なのかわからない」といった不安を抱えながら過ごしていましたが、中学生のある日、辞書で「ホモセクシュアル」の意味が「異常性愛」であることを知り(※2)、「自分は異常なのか…」と大きなショックを受けたとのこと。
それ以降は、自身がゲイであることを知られる恐怖から、日々自身を偽って過ごすようになり、また周りの友達や職場の人に対しても、性に対して嘘をつくのが嫌なので一定の距離をおいて接するようになったとのことでした。
現在、LGBTQ+の方は日本国内の人口の5~10%と言われていますが、日本で多い名字の「佐藤さん・鈴木さん・田中さん・高橋さん」の人口割合とほぼ同率とのこと。「LGBTQ+の人が自分の周りにはいないという方は多いのですが、それは『いない』のではなく(当事者が)『言えない』だけ」というのが実際のところのようです。
また、特にスポーツ現場における性的マイノリティに対する差別偏見が強いことについても、データとともに講義されました。
近年、日本でも「LGBT理解促進法」が成立するなど、LGBTQ+についての理解促進が徐々にですが進んでいます。
制度を見直すことと合わせて、LGBTQ+の方を「身近な存在である」と一人一人が理解することで、誰もが住みよい社会を創り上げていければと思います。
私達ツエーゲン金沢も、クラブ一丸となって理解促進に努めていきます。
※1)本研修は、プライドハウス東京アスリート発信チーム(企画・運営:一般社団法人S.C.P. Japan)が、公益財団法人日本財団より受託する助成を活用して実施しました。
※2)異常性愛という言葉は今は辞書から削除されています。