2月12日(水)、金沢市立大徳中学校主催の「職業人に学ぶ会」に、大徳中学校OBでもあるツエーゲン金沢U-15の寺中克典監督が参加し、中学1年生を対象に職業講話を行いました。
講話では「ツエーゲン金沢の収入構造」をお話しし、「クラブはサポーターさんからのチケット収入や、パートナー企業からの広告料収入等で成り立っているので、その方々から『応援したい!』と思ってもらえるようなクラブになっていかなくてはいけない。そのために、トップチームで応援されるような選手をアカデミーで育てることが自分の仕事」であると述べました。
『トップチームで応援される選手』とは、単にサッカーがうまいだけの選手のことではなく、自立・自律した選手であると考えており「サッカーは非常に自由なスポーツ。ピッチ上で、自らの意思で、観て、考えて、判断して、プレーすることが必要。そのため、自立・自律した選手を育成することを重要視している」と強調しました。
「コーチという仕事で学んだことは何ですか?」という質問に対しては、「選手にはそれぞれ個性があるから、Aの選手に対してうまくいった指導が、Bの選手で必ずしもうまくいくわけではない。そのため、選手達の個性によって指導方法を変える必要があるので、それぞれの個性を見出すための観察力がついた。」と答えていました。
最後に、生徒の皆さんに向けて「中学生という年代は、周りの大人たちを見て『自分は将来どんな大人になりたいか』という価値観を形成する時期。多くの周りの大人とふれあって、『自分はどうなりたいか?』価値観を創っていってください」とメッセージを送り講話を締めくくりました。
今回の講話が、生徒の皆さんが将来を考えるうえでの何かのヒントになれば幸いです。
大徳中学校の皆様、ありがとうございました!


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