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「Kids Smile Project」第4回勉強会を開催しました!

ツエーゲン金沢の選手たちが主体となって、地域の子どもたちの笑顔のために取り組む活動「Kids Smile Project」の第4回選手向け勉強会を、7月28日(木)にオンラインにて開催いたしました。

▷「Kids Smile Project」活動についてはこちら

 

4回目となる今回は「発達障害」をテーマに勉強会を開催しました。

きっかけは今年5月、白山市で発達障害の子ども達を対象に、サッカーを用いて療育プログラムを展開している放課後等デイサービス施設「サンFC白山」様より、「子ども達の『サッカー療育』の場に、選手にも参加してもらえないだろうか」とのご相談をいただきました。

そこで、今後選手達が発達障害を抱えた子ども達と接するにあたり、まずは事前学習として「発達障害」、そして「サッカー療育」についての勉強会を開催するに至りました。

 

まず、福岡県にてサッカー療育を行っている放課後等デイサービス「カラーズFC」の運営会社である、株式会社ハートアップの代表取締役·辻榮 勇人様に登壇いただき、「発達障害」と「サッカー療育」についてお話しいただきました。

 

そもそも「発達障害」とは脳機能の障害なのですが、一言で「発達障害」と言っても、以下のように様々な障害があります。どれか一つだけ発症している方もいれば、複数の障害が複合的に発症している方もいらっしゃるとのこと。

■自閉症スペクトラム(ASD)…対人関係が苦手であったり、特定のものに強すぎるこだわりをもつ

■注意欠陥多動症(ADHD)…集中力がない、忘れ物が多い、じっとしていられない

■限局性学習症(SLD)…文章を読むこと、文字を書くこと、計算することなど特定のことだけ上手くできない

■発達性協調運動症(DCD)…「ボールを蹴る」など複数の身体部位を協調させて動かすことが苦手

発達障害のお子さんと接するうえで大切なのは、「脳の『障害』」ではなく「脳の『個性』」として、一人一人違うということを受け入れること。特別扱いをするのではなく、あくまで一人の人間として、得意・不得意なことがあるという認識で接することが重要です。

 

そんな発達障害を抱える子ども達を対象に、「カラーズFC」ではサッカーを用いた「サッカー療育」を展開しています。「サッカー」をツールとして、「自己肯定感」「達成感」「仲間形成」を育むこと、子ども達に居場所をつくることにより孤立を防ぐことを目的としており、子ども達が「楽しんで」取り組めることも、サッカー療育の大きな特徴です。

全国には、サッカー·スポーツをしたくても、チームに馴染むことができず泣く泣くやめてしまう発達障害のお子さんも多い状況です。

そんな中カラーズFCでは、サッカー療育の場を提供することで発達障害の子ども達にサッカーを通じて成長してもらうことを目指しているとのこと。「そのような場に、ぜひツエーゲン金沢の選手達も関わってくれれば、子ども達にとってもより成長につながります」と期待の言葉を最後にいただきました。

 

続いて、サンFC白山の眞吉 宏幸様より、サンFC白山に所属している子ども達の普段の「サッカー療育」の様子についてご紹介いただきました。

発達障害の子ども達は、二つのことを同時にすることが難しいと感じることが多いです。そのため、「ボールを蹴り」ながら「走る」というドリブル練習を行うことで、発達支援につなげています。その他にも、ミニゲームを行うことで周りの子達との協調性を育んだり、シュート練習にも一工夫加えることで、障害の支援につなげています。

お話しを聴いたうえで、グループ毎に分かれてのディスカッションタイムを設けました。

選手達からは、「今はコロナも感染拡大しており、なかなか直接訪問することはできないが、例えばオンラインでお話をする時間を設けたり、一緒にゲームで遊ぶなど、やれることはあるんじゃないか」「ホームゲームに招待してサッカー観戦を楽しんでもらうのが良いのでは?」など、今できることを前向きに考える意見が多数聞かれました。

 

ツエーゲン金沢としては今回の勉強会をきっかけに、サンFC白山様と共同で、発達障害の子ども達とのふれあいの場を設けていきたいと考えています。

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